あけまして
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どうしようもなく、つまらなかったので二次回を抜け出してタクシーに乗りこんだ。
こんなはずじゃなかった。カラオケがつまらなかったのは初めてのことかもしれない。
タクシーのオッチャンの武勇伝をきかされながらかえった。明日、仕事だったわけでもない。
具合が悪かったわけでもない。ただ、つまらかった。青春の浪費だと思った。
家までは、わけもわからず走った。うたいながら走った。完全に変質者だったが、それが本当の僕だった。心臓が飛び出しそうで足がつりそうで、でも止まったらダメな気がして死に物狂いで走った。
あの小さな空間の空気さえ変えれ無いじぶんの無力さと、すぐに逃出す幼なさと、皆があの場所に残る寂しさと悔しさと色々な感情がいりまじった。ごめん、ごめんと謝りながら、こぶしを握りしめなかがら寝る。今日のこの気持ちをわすれないよう、強く誓いながら。
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